出産当日まで何が起こるか分からない…妊婦健診から急遽入院することに

初めての妊娠・出産

臨月…予定日に近付いても赤ちゃんは産まれてくる気配がありませんでした!!!
先生にも
“赤ちゃんが下りてきてくれるように、頑張って歩きましょう!”
と言われたので、毎日毎日40分〜1時間程ウォーキングをしていました。

ネットで色々と調べると
産まれる直前には
“お腹の中の赤ちゃんが、骨盤の中に頭を入れ始めるため、赤ちゃんの位置が下がってくる”
とよく書いてあります。
しかし、予定日を過ぎても相変わらず胃は圧迫され、苦しいままでした。

いつになったら下がってくれるの??

……ドスッ!!!
まだここにいるよ♪

足の力が意外と強い!!元気で良い事〜
でも、早く会いたいな〜〜

そんな感じで…いつも早く会いたいな〜とお話していました(笑)

ノンストレステスト

36周目辺りから、お腹にモニターをつけて 赤ちゃんの心拍を確認する事とお母さんの子宮収縮を調べる”ノンストレステスト”をやってもらいました。
ノンストレステストの時はいつも、お腹の赤ちゃんは寝ていました。
…この時から’夜型’だったみたいで 昼間に胎動は少なく、私が寝ようとすると激しく蹴ってくる!!夜中も胎動で何度か目を覚ます…という感じでした。
ノンストレステストは赤ちゃんが 起きている時の状態をみるものだったので、いつも起きてくれるまで待ったり、お腹を揺さぶってもらったり、電気で起こしてもらったりと、、、
だいたい20〜30分程で終わるはずなのに、1時間近くモニターを繋ぎっぱなしでした。

赤ちゃんの様子がいつもと違う・・・?

この日も赤ちゃんは相変わらず寝ていました。
約30分間、モニターから聞こえる赤ちゃんの心拍のリズムで私も眠たくなり…その間うとうとしていました。
親子揃って・・・笑
そして、30分経っても赤ちゃんが起きないので
、機械を使ってお腹に振動をブルンッ!!とあててもらいました。
すぐに赤ちゃんは起きてくれました!
そして、そこから しばらくモニターに繋がれたまま….

すると看護師さん達が ざわざわ….
???

いつもなら、”赤ちゃん元気ですね〜これでモニター終わりです〜お疲れ様でした。”
と言った感じで、このまま帰っていたのですがこの日は
“先生からお話があるので、待合室で待っていてください”
と言われました。

さっきまで呑気にうとうとしていたのに、一気に不安が押し寄せました。
赤ちゃんに何かあったのかな…

…先生によると
“1時間の間に何回もお腹が張っているんだけど、
お腹が張る度に赤ちゃんの心拍数がすごく下がっている。多分ないとは思うけど、万が一が起こったら怖いので大事をとって 今から入院しましょう。家にいたら異常に気付けないからね。
そして、お腹の張りが結構あるみたいだから、このまま陣痛が来る!という事もあるかもしれない”
との事でした。

急遽入院することに!!

陣痛が来て産まれる!ってのを待つ入院じゃなくて…赤ちゃんの様子を見る為の入院。
思いがけない入院!人生初の入院!!
それがコロナ禍…という事もあり、不安を倍増させました。

大部屋に案内され、早速お腹にモニターを繋がれました。
ずーーーっとモニターのぐわんぐわん…という音と向き合う時間でした。
お尻が痛い…腰が痛い…モニターをつけている間は体勢を変えれないので、動けないのが本当に辛かったです。

これからどうなるの?
赤ちゃんは大丈夫なの?
陣痛…来るの?
いろんな不安が頭の中をぐるぐる…

大部屋なのに誰とも喋れない、どんな人がとなりにいるんだろう…
人がいるのに人との距離を感じる大部屋は、個室よりも孤独で…消灯時間を迎えてもなかなか寝つけませんでした。。。

朝は6時に起床!!
モニターに特に異常もなく、お腹の張りもおさまってきました。

そして、このまま1日異常が無ければ
翌日には帰宅する事になりました。。。

赤ちゃんの心拍異常の原因?!

先生によると…
昨日のは もしかして赤ちゃんを起こす機械にビックリし過ぎて心拍がおかしくなったのかもね!!
それでお腹も張ったのかも!たまーに、ビックリする赤ちゃんいるからね
との事でした。

そっかあ〜
寝ている時に急に電気当てられて起こされたら、大人でもビックリするもんね!!

入院する前に、
あの状態の心拍で放っておくと3%くらいの赤ちゃんが命を落としてしまうかもしれない…と言われました。
100人中3人の赤ちゃんが命を落としてしまうかも…と考えただけで怖くなりました。
病院にいた方が何かあった時に対処出来るので入院するという形をとったのです。

幸いにも何もなく…
そのまま退院出来ました。
その後 異常がなくて本当に良かったです。

心の準備の為の入院

母は
“入院してる間に陣痛がきてくれれば良かったのに〜〜!また陣痛来るのをそわそわ待たないといけないね〜。このまま入院させてもらえないのかね?!”
と言っていました。

しかし、私は家に帰れてホッとしていました。
実家以上にする事がない病院のベッドの上で天井を見つめている時間がとても苦痛でしたし、しんどかったです。
病院食も苦手でした。
普段どれだけ味の濃い物を食べていたのか…思い知らされるような薄味の食事。
同じ部屋には切迫早産の方もいて、ほとんど動けないみたいで(カーテン越しにお話を聞いてしまいました…)本当に辛そうでした。
切迫早産や妊婦糖尿病などの病気にかかる事もなく、臨月を迎えられた事に感謝しないと!と思いました。

そして、、今思えば”早く出ておいで〜会いたいな〜”と毎日言いつつ…経験した事のない『出産』というものに この頃 まだビビっていたんだと思います。
少し先延ばしにされてホッとしたような感覚。
出産の痛み…を何かに例えると”鼻からスイカが出てくるような感じ”や”ノコギリでお腹を切られるくらいの痛み”など良く聞きますよね。
どんだけ痛いん?!と日に日に妄想が膨らむ膨らむ…

ずっと”のんびりでマイペースな赤ちゃんだね〜”
まだ出てこないのかな〜??
なんてみんなで言ってましたが、
私の心の準備が出来るのをじっと待ってくれていたのかもしれません…
最近はそんなふうに思うようになりました。。。

そんなこんなで、、、再びウォーキングに励む日々となりました。。。

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