支配人と一騎打ち~職場に妊娠報告~

パティシエ妊婦

飲食店で仕事をしていて・・・妊娠って。。。
仕事は続けていいの?産休・育休は?

緊張の妊娠報告...その時の事について書きました。

妊娠報告

支配人とは普段から気軽に話せる!という感じではなかったので…シェフに話す時よりも緊張しました。
タイミングをみて…お話ししたい事があるのでお時間作っていただけますでしょうか。と、声をかけるだけで、、ふぅ〜という感じでした。
いつも優しいけど、笑顔の裏には何を考えているんだ!という印象だったので尚更…笑
そんな事を言うと怒られますね(汗)しかしリーダーや組織のトップの方はそんな感じのイメージです。1番大変なポジションを笑顔でこなしている人だから、そんな印象をも持たれるものなのでしょう。

それはさて置き、、、いざ決戦の時。
『実は…妊娠してしまいました。』
と伝えたような?…緊張して覚えていません!笑

支配人はそれに対して
『おめでとう!!!なーんだ良かった。辞めたいって言われるのかと思った〜』
とまず言ってくれました。

そして、
身体を第一優先にしてくれていいということ
産休育休もしっかり取っていいよという事
あとは、支配人の奥様の妊婦時代のお話
などをしてくれました。

予想外の展開にびっくりしながら、ホッとしました。

レストランで産休育休なんて取れないよ…なんて言われてしまうのかなと妄想していました。
働けるギリギリまで働いて辞めなきゃいけないのかなと、少しは覚悟をしていたので!思いがけない向こうからの産休育休ワードが出てきた事に驚きました。

これからの働き方はパティシエのシェフと相談して無理のないように働いていいとおっしゃってくれました。
なんて優しいんだ…この支配人もまた、2人のパパだったのです。

分かってくれる味方が増えたような気持ちで、とても心強かったです。

 

パティシエでも、産休・育休をしっかり取りましょう!

 

『産休育休は取る権利があるから!取れるものは取りましょう!』

ともおっしゃってくれました。

私もネットで調べていたのですが、
従業員が出産することになり、産前休業を取得したいと会社に申し出てきた場合、会社は拒むことはできません。
と書いてありました。

しかし、私の勤めていた職場では、今まで産休育休を取得した人はいませんでした。
今までここで勤めていて妊娠をした人は、妊娠発覚後に仕事を辞めていたのかもしれません。
私はギリギリまでとりあえず働く!という選択をさせていただきましたが、悪阻がひどかったり、切迫流産になってしまったり、体調が悪くなってしまった場合は職場を離れるしかありません。

事務職等の一般的な会社員の方が妊娠した場合、座ってのお仕事なので基本的に常に安静というのが保たれると思うのですが(みんながみんなそうではありませんが!)
パティシエの場合、基本的に最低8時間は立ちっぱなし!動きっぱなし!という、スタンダードな状態がもう既にリスキーなのです。

 

産休・育休期間中のお金について

ここでもう少し産休育休について!
私はこの制度について、自分が妊娠するまでは誤った認識を持っていました。
産休育休中の賃金は会社が負担すると思っていました。しかし、
雇用保険から、育児休業給付金という手当が支給されるので会社には負担がないようです。
それを知ってから 職場に申し訳ないな…という気持ちが少しだけ軽くなりました。
今まで給料としてもらっていた額の67%程のお金を雇用保険から貰うことができます!
これは本当に有難い!!、、、しかし!実際お金が手元に入るまでにかなり時間がかかるので、私の場合8月から無給になり、産休のお金が振り込まれたのは1月でした。
約半年間、お金が入ってきません。この間は貯金を切り崩して生活費に充てていました。

 

そんなこんなで、、、パティシエチームのみんなと支配人に助けてもらいながら
パティシエ妊婦の生活が始まりました。

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